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発表会開催のお知らせ

第31回開催(2010年8月27日)

開催場所 鎌倉芸術館小ホール 地図
13:00 開場、13:30 開演


第一部
プログラム1 「バレエ組曲:2011夏」 レーモン・ルフェーブル「ポップクラシック」より
プログラム2 「子供のためのバレエ組曲」 チャイコフスキー「くるみ割り人形」より

第二部
プログラム3 「少女の願い」 バーバー「弦楽のためのアダージョ」
プログラム4 「恋愛事情」 ロドリーゴ「ギターと小管弦楽のための“ある貴紳のための”幻想曲」

第三部
プログラム5 「広場は夜」 グノー「ファウスト」より


発表会スタッフ紹介

構成・振付 長野与里子
賛助出演 千葉勝男
  須藤悠(谷桃子バレエ団
舞台監督 上原雄志
照明 河合浩
音楽効果 貫井政仁(N-1AUDIO Direction
衣装デザイン、コーディネイト 伊藤佐智子(株式会社 ブリュッケ


練習風景 稽古場にて



音楽に心をのせて-長野与里子バレエ研究所発表会

昨年、長野与里子バレエ研究所は30回目の発表会を行いました。モーツァルトやディズニーのナンバーに加えて、プーランクの「牝鹿」でマジックショーの楽しさを盛り込み、ドリーブの「泉」でパ・ド・ドゥをいれた明るくにぎやかな構成によって終わりを飾る。こんなふうに、生徒さんたちがバレエとともにフランスの楽曲の魅力をも伝える舞台は、長野与里子バレエ研究所の大きな特色ということができるでしょう。

ご存じのように、日本にはロシアやヨーロッパのような舞踊家を育成する国立のバレエ学校がありません。人々に舞台芸術を広く認知させる先駆けとなった舞踊家が日本のバレエを開拓し、創造し、後進の指導にあたってきたのです。そういう主流の舞踊家の方々のもとで学び、舞台に立ち、指導者となった長野さんがバレエ研究所を開設したのが1972年。以来、長野さんは熱意と誠実さ、持ち前の明るさをもって生徒一人一人に対して細やかな配慮のある指導を行ってきました。そんな彼女の熱意の源にあるのは、少女の頃に出会ってしまったバレエという美しい舞台芸術への敬意と愛情なのだと、かつて長野先生のお稽古を受け、見学し、また楽しいバレエ談義をさせていただいてきた私は、確信をいだいています。

2011年3月11日、私たちは決して忘れることのできない未曾有の天災・人災を経験しました。これまで、経済も教育も効率の良さだけが無条件に求められ、評価されてきた日本という国で、今、復興を目指して大きな転換が求められています。

しかし、これはあらゆる舞台芸術についていえることではありますが、なかでもバレエほど効率とかけ離れた芸術はありません。毎回、毎回、バーを使ったレッスンからセンターに移り、さらに上級のテクニックを学ぶというレッスン法はどれも省くことはできず、さらにこれを繰り返すことによってのみバレエの表現にふさわしい技術や表現を体得していきます。これらのどれも省くことはできず、バレエダンサーになるための効率よい近道などは存在しないといえましょう。

さて、先生と生徒が長いコミュニケーションを育んできたことの成果が披露される発表会。先生の熱意に応えて、ひたむきに稽古を重ねてきた生徒さんの舞台は初級であれ上級であれ、客席に感動をもたらしてくれるものです。そしていつもながら長野与里子バレエ研究所の発表会は、おしゃれで小粋な雰囲気を放って飽きさせません。今年はフランスの楽曲に加えて、米国の作曲家サミュエル・バーバーの「弦楽のためのアダージョ」やスペインの作曲家ホアキン・ロドリーゴの「ギターと小管弦楽のための”ある貴紳のための”幻想曲」などに振り付けられているのも楽しみです。

音楽とは切っても切れない関係にあるバレエにおいては、プロフェッショナルのダンサーの場合には身体が音楽を奏でているとか、身体と音楽が融合しているなどという表現がしばしば用いられますが、その領域に達していなくとも、身体の内にある音楽に目覚めて、音楽に心をのせて踊ることの楽しさを研究所の生徒さんたちはすでに知っているのです。誌面をお借りして、長野与里子先生と生徒さんたちに、心からの拍手をおくります。

舞踊評論家 林愛子

発表会を終えて

落ち着いた季節になってまいりました。

夏の舞台が終わってから平常の稽古に戻りましたが、研究生たちは大変一生懸命お稽古に通ってきてくれております。
成人の方々はもとよりですが、子供達の成長が大きく、それぞれが本番を経験した事によって自覚を持ったようで、とても嬉しく思っております。

ここしばらくは基本に戻りステップアップし、次に備えたいと考えております。
新しくレッスンを始めたいと思われている方には、よい時期と思います。

尚、舞台の写真は出来次第お見せいたします。

2011年10月17日 長野 与里子

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